新会長 稲葉氏(東京)、大島氏(京都)、川田氏(香川)
各地の警備業協会は定時総会を開催した。東京、京都、香川で新会長が就任した。
東京警協 誇りを次世代に
2年務めた澤本尚志会長(セントラル警備保障)が退任し、稲葉誠副会長(セコム)が会長に就任した。新宿地区担当理事を兼ねる。
澤本氏は、東京都に入札制度における最低制限価格・低入札価格調査制度などの要望を重ねて「総合評価方式」が導入されたことや、業界PRイベント「東京セキュリティフェスティバル」などの協会活動を振り返り、「団結力とコミュニケーションのもとに活動を推進する組織であり、さらなる発展を願っています」と語った。
稲葉新会長は「警備の対象は多様化している。AIなど新技術が広がり、人とテクノロジーの融合は課題だが、最終的な判断や対応は、やはり人が担う。協会として人材確保に向けた環境づくり、適正価格などに取り組み、“警備業の誇り”を次世代につないで、東京の警備業を築いてまいりましょう」と呼び掛けた。
来賓の全国警備業協会・村井豪会長は、新体制の船出に祝辞を述べた。
新役員は次の通り(敬称略)。
【会長】稲葉誠 63歳。1987年、セコム入社。執行役員営業第一本部長、執行役員特命担当などを経て2024年、取締役業務本部長、セノン取締役会長。26年(6月26日)、常務取締役。24年、東京警協副会長、全警協副会長。
【副会長】市川東太郎(セントラル警備保障)【専務理事】吉田知成(東京警協)【常任理事】久恒康裕【理事】倭文浩樹(JSS)、廣瀬年哉(ティーエムエス)、鷹巣祐次(日本不動産管理)【監事】小林次雄(エグゼクティブプロテクション)
京都警協 警備員が輝く業界
2005年から21年にわたり協会発展に尽力してきた宇多雅詩会長(全日本パトロール警備保障)が名誉顧問に就き、大島史朗副会長(コトナ)が新会長に就任した。
全国警備業協会副会長、近畿地区警連会長などを歴任した宇多氏は、これまでの協会運営を振り返って「社会情勢の変化やコロナ禍など激動の日々だった。会員の皆さまとともに団結して乗り越え、警備業界が成長を遂げていることを誇りに思います」と語り、新会長のもと協会のさらなる発展に期待を寄せた。
大島新会長は、特別講習講師を2005年から務めて資格者を育成してきた経験を踏まえ「警備員一人ひとりが今まで以上に光り輝くことができるよう、処遇改善を推進し府民から一層の信頼を集める業界を目指して取り組んでまいります」と抱負を述べた。
新役員は次の通り(敬称略)。
【会長】大島史朗 50歳。1994年、コトナ入社。専務取締役を経て本部長兼取締役副社長。2024年、京都警協副会長。全国警備業協会では「交通誘導警備業務WG」委員を務める。
【副会長】吉松正博(パイオニアガード)【理事】重松高浩(ALSOK京滋)、宇田文徳(セコム近畿本部)【監事】小林茂(全日本パトロール警備保障)
【名誉顧問】宇多雅詩
香川警協 青年部会員を登用
6期11年会長を務めた北川豊彦氏(讃岐)が退任、副会長の川田幸範氏(大和警備保障)が新会長に選任された。
北川氏は「新型コロナ対策など困難に直面することもあったが、そのたびに皆さまから知恵や支援をいただいてここまで歩んでくることができた」と、これまでの歩みを振り返るとともに、会員への感謝の言葉を述べた。
川田新会長は、これまで特別講習講師を務めるなど協会教育事業を支えてきた。また、県青年部会や四国地区警備業協会連合会の4県青年部会が連携して活動する「警備業青年部会協議会」設立の中心的役割を果たすなど青年部会事業にも尽力。就任あいさつで同会長は「警備業は教育産業であり、これからの時代を担う人がどのようにしていくかだ」と述べ、教育事業や青年部会の関係者を協会重要ポストに推挙、起用していく考えを示した。
新役員は次の通り(敬称略)。
【会長】川田幸範 53歳。1995年大和警備保障入社。2016年代表取締役社長。04年特別講習講師。14年理事。16年副会長。全国警備業協会では「基本問題諮問委員会」「交通誘導警備業務WG」委員を務める。
【副会長】梶原慶二(ALSOK香川)【理事】福井安宣(讃岐)【顧問】北川豊彦


