「未来につなぐメッセージ集」
更新日:8月20日
宮城警協 3・11の記憶と教訓
東日本大震災の体験から得た貴重な教訓を風化させない――。宮城県警備業協会青年部(早坂好行部長=ゴリラガードギャランティ)は3月25日、災害対応に関する青年部員の思いを「未来につなぐメッセージ集」として取りまとめた。同日から協会の教育研修センター内に掲示している。
同協会は3月11日、氏家仁会長が加盟会員に向けて「東日本大震災から15年を迎えて」と題する書簡を出した。これを受けて青年部は今回のメッセージ集を作成。震災から得られた教訓、これまでの経験とノウハウをさらに積み重ね、将来の発生が懸念される大規模自然災害に際しては、発災時から復旧・復興に至るまで一貫した災害対応を実践できるよう努めていくことを見据えている。
メッセージを寄せた青年部の9人は震災時、7人は社会人、1人は大学生、1人は中学生だった。4人が沿岸部に住んでいた。当時のことを振り返りながら意見交換した上で、それぞれの思いをメッセージに込めた。
ある部員は、加盟会員の警備員24人が亡くなったことに哀悼の意をささげたうえで「当時私は、宮城郡七ヶ浜町におりまして、出勤前ということもあり、小さな息子をおぶって避難所に逃げた記憶があります。皆さまには、発災後はすぐに避難することを心掛けてください」と記した。
このほか、「協力すること、助け合うこと、分け合うことが大事」「忘れてはいけない被災の悲しみ。軽視してはいけない避難訓練」――などのメッセージが寄せられている。
高橋直嗣専務理事は「青年部員の体験はさまざまですが『未来につなぐために何をするのか』と真剣に取り組んでいた」、早坂青年部長は「東日本大震災を経験した者として、今後も青年部活動の柱として取り組んでいきたい」と、それぞれ述べた。


