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女性活躍に向けて

7月21日
読了時間: 3分

女性警備員の活躍に向け意見交換――。岐阜県警備業協会女性部会「いちい会」(森幸恵部会長=大警)は6月30日に座談会を、神奈川県警備業協会女性部会「ポラリス」(平林尚子部会長=神奈川警備保障)は7月10日に会議を、それぞれ行った。

岐阜警協「いちい会」

岐阜警協「いちい会」が協会内で開催した座談会のテーマは「女性に働きやすいと言ってもらえる警備業を目指して」。メンバー15人が意見を交わした。

森部会長は「昨年11月に横浜市内で開催された女性部会の全国大会に参加しし、各県の女性部会が目標に向けて力を合わせ取り組んでいることに刺激を受けた。青年部会とともに警備業界の人材確保や環境改善につながる活動に力を注ぎたい」と述べた。

座談会では、次のような意見があった。

▽当社の警備員250人のうち女性は10人で、ほとんどが室内の保安警備に従事。交通誘導の女性警備員は1人にとどまり、増やす方策を模索している。

▽定着促進の一環として、日焼け対策は大切。良いアイテムがあれば教えてほしい。

▽契約先から指名を受ける女性警備員もいる。また、女性が入職すると高齢の男性警備員が活気づく。

▽車窓が黒のスモークなら現場で着替えができる。トイレ問題は慢性的な課題だが最近、男女別トイレが設置された現場もある。

▽大学や市民病院の施設警備では女性の応募者は多い。“その人が持っている警備業のイメージ”をより良くすることが大事。

▽機械警備のバッテリー交換で、女性警備員が女性の住居を訪問したところ「女性が来てくれて良かった」と言われた――など。

神奈川警協「ポラリス」

神奈川警協「ポラリス」が横浜市内で開いた会議にはメンバーなど10人が参加した。女性警備員を増やす方策などをめぐり、次のような意見を交わした。

▽ハローワーク内に女性警備員の制服を展示して女性部会による説明会を開ければ「女性に理解のある業種」との印象を与えることができるのではないか。

▽女性警備員が資格取得をはじめスキルアップを重ね“現場の核”となることで存在感も高まると思う。

▽当社では、結婚・出産の後も警備員を続ける女性は以前に比べ増えているが、支社長などの幹部は少ないのが現状。定期的な面談や先輩の女性が新人をケアすることにより定着につながると実感している。

▽働きやすい職場づくりは、女性も男性も雇用拡大に結びつく――など。

北村容子副部会長(きたむら)は会議を総括して「子育てや介護などで短時間勤務を希望する求職者を掘り起こすことは人材確保策の一つ。配置が短時間の業務を積極的に受注するなど企業努力が欠かせない」と述べた。

会議には、昨年横浜で開かれた女性部会の全国大会に出席した宮田奈津子氏(茨城警備保障)が参加。「社内で(女性に限らず)警備員の『LINEグループ』を作った。急な欠員が生じた際、代わりに出勤できる人が進んで申し出て、管制の負担が軽減された。出勤を代わるとポイントが上がる人事評価制度を作り、積極的に申し出る人が増えている」と話した。

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